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0909コラム vol.6「子どものつまづきをみつけたら」

更新日:2021年9月4日

あっという間に3月。 春を感じることもぐんと多くなってきました。 外に出るのもウキウキする時期がもうそこまで来ています。 ありがたいことに3月は0909企画のものも含め、たくさんの外での形遊びが出来そうで、私もワクワクしています。 さて、時期は学年末。 教科書も終わり、一年間の総まとめの時期に入っています。 わが子の宿題をみても、まとめの問題が多く、もうそんな時期だな~と思いを馳せています。 こどものつまづきを発見した時、皆さんどうされていますか? つまづきの問題をネットで拾ってきたり、通信教材でまかなったり、市販の問題集を買ってきて、できるようになるまでさせる。 それでほんとうにわかってるのでしょうか。 保護者向け講座の中でもお話していますが、 「できる」と「わかる」は違います。 毎日繰り返しやるとできるようになるのですが、本当に理解をしていなければ、すぐに忘れてしまいます。

たくさん問題をこなすのも一つの方法なのですが、それだと子どもに負担だったり、できたをわかったと勘違いしたり、親も思うようにいかないとストレスだったりしますよね。 つまづきの問題はじっくりゆっくり数問でいいと思います。 そのかわり、それに関わる実体験をたくさんさせて下さい。 長さがわからない子は実生活のなかにある長さ探しを親子でしてもいいですね。 分数がわからない子は実生活の中でおやつを食べるときなど、分数を意識して使ってみてください。 速さがわからない子は車に乗った時などに意識して今時速何キロだよと速さを体感させるのもいいですね。 生活に密着した算数だからこそ、少し視点を変えてみるとそこには算数の要素がたくさんある事に気づけます。ちょっとしたことを親が算数に変えて話してみる。 それだけでも全然違うと思うのです。 リアルに刻まれたイメージは子どもの文章の読解に大きな手助けとなります。 場面がイメージできれば、考えることができ、理解は深まります。 机上の学びより、一歩外に飛び出して、いろんな世界を体験する。 考える力を培う根っこの部分は小学生までに育ててほしいと思っています。

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